クリスマスを楽しもう掲示板
めざせ!初○○○!!それ行け♪10行リレー小説 なるべく重複投稿はしないように〜でもどちらさまの乱入もドンと来いです!
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恋人はサンタクロース 18
投稿者:
管理人
投稿日:2007年11月20日(火)01時28分10秒
返信・引用
『なんでドラゴンの時より、ハムの時の方が食欲に忠実かつ、凶暴なんだ!』
と、ハーレイもジョミーも目の前にお星さまをちらつかせながら、滝涙にくれそうになった。
ハーレイの脳裏に、ポケットの中に入れたままのプレゼントがちらつく。
『ケーキの後のお決まりイベントのプレゼント……どっちにしたって皆の前じゃ(恥ずかしくて)渡せないじゃないか!!』
揃ってハムスターに変身した中では、図体の大きいゴールデンのハーレイは、心の勢いのまま、苺を頬張るブルーに突進した。
「いけません!ハーレイ!変身してる時はどうしても動物の本能が強く出てしまうから……っ」
叫んだフィシスの前で、べっちゃりとスポンジにのめり込む二匹、もとい二人。
「ああっ!僕がやろうと思ってたのに!!」
「ジョミー……思考と行動がだだ洩れすぎですよ……」
恋人はサンタクロース 17
投稿者:
葵アルト
投稿日:2007年11月19日(月)21時16分44秒
返信・引用
「ブルーっ!」
全員の叫びが響く。それはハムの鋭い鳴き声だったが、ケーキのお城にダイブしたブルーにはその叫びも届かない。
「……確かにそれはブルーのバースデーケーキだけど、歌唄ったり蝋燭の火を吹き消したりとお決まりイベント後に食べるものだぞ!」
言い放ってからトトト…とジョミーがブルーの背後に走り寄り、
「ほら、ハーレイも手伝って! リオもフィシスも」
軽快にフリフリされていたブルーの尻尾を掴もうとした瞬間、殺気を感じたのか尻尾は鋭く動き、驚いたリオは仰向けに転がってしまう。最後にのんびり歩いてきたフィシスは難を逃れたが、至近距離にいたジョミーとハーレイは尻尾の一撃を食らってしまった。
振り向いたブルーはクリームまみれの顔のままキッと二人を睨み付ける。
……………………………………………………………………
わ〜い♪ はぶ茶さまの乱入 嬉しいです!
恋人はサンタクロース 16
投稿者:
管理人
投稿日:2007年11月19日(月)08時27分44秒
返信・引用
「「え”え”ぇ”っっっっ!?」」
ジョミーとハーレイはそれぞれ驚きの叫び声(ハムスターの鳴き声にしか聞こえない)を上げて「どういうことです!?」「どういうこと!!」自分の小さくなった身体を、やっぱり小さくなった手で撫で回した。
「あらぁ、教えようと思ってたことが出来てしまったみたいですわ」
ふわふわロングの白い毛並みのフィシスも、さすがにつぶらな黒い眼を丸くしている。
「フィシスの眼は変身すると見えるようになるんですね、良かったです」と、やはり冷静なままの、墨灰色のジャンガリアンハムスターのリオ。
ブルーは?と見ると、肌色の某お菓子みたいな棒切れ状の尻尾を振りながら、クリームの飛び散る中、ケーキの中に埋もれていた。
……………………………………………………………………
はぶ茶さま、乱入ありがとうございます! もう挨拶無用で! どうぞどうぞ(笑)
恋人はサンタクロース 15
投稿者:
はぶ茶
投稿日:2007年11月19日(月)00時11分33秒
返信・引用
「うわ〜、ずいぶん大きなケーキだねぇ」って、このお城ほどもあるケーキってどういうことっ?!っていうか!!
このお城(ケーキ)を(嬉しげに)取り囲む4匹のハムスター。そしてそのハムスターが自分と同じ大きさに見えるということは。…じっと手をみる。
…ハム手?
今この瞬間に、この部屋に入ってきたものがいたとしたら、
ティーテーブルの上のケーキとそれを囲むハムスターたち(それぞれに少し毛並みの違う)という、まことに微笑ましい情景を眼にしたことだろう。
すみません、ご挨拶もなしに乱入させてもらいました。あまりに変でしたら削除下さい。
恋人はサンタクロース 14
投稿者:
管理人
投稿日:2007年11月18日(日)17時10分56秒
返信・引用
「そう言えば、今期は休み明けが試験でしたわ」
「都合が悪かったので、すっかり忘れていましたね」
ティールームで先にお茶を嗜んでいたフィシスとリオは、ジョミーの説明にのんびりと答えた。
「二人とも余裕だな、何かいい秘策でも?」
「ふふふ……お茶の後にお教えしましょうか」
ハーレイはちらちらとジョミーの手の中のブルーを見ながら、素直にフィシスの講習を受けることにした。
「じゃあ、ケーキをボックスから出しますよ」
リオの声に、ハムスターの眼がキラキラと輝いたように思え、皆があっと思った時には遅かった。
恋人はサンタクロース 13
投稿者:
葵アルト
投稿日:2007年11月18日(日)16時17分2秒
返信・引用
「ブルー、お前だってドラゴンになれてもハムスターになれても、トナカイになれなきゃ意味ないんだからな!」
憂鬱なことを思い出してしまったが、ハーレイの胸元のブルーが動きを止めたのを目にするとそれを自覚したのかと思い、ジョミーは一時の安堵感を手に入れた。
トナカイ変身の課題をクリアした者は、まだ誰もいないのだ。
「その前に」
ため息を吹き飛ばす笑顔をジョミーが浮かべる。と、ほんの少し見とれている隙にブルーはジョミーの手の中に閉じこめられていた。
「ティールームへ行こう」
ブルーの頭を撫でながらハーレイに向けたジョミーの顔には、抜け駆け禁止だからね!と書いてあるようで、ハーレイは苦笑を浮かべるしかなかった。
恋人はサンタクロース 12
投稿者:
管理人
投稿日:2007年11月17日(土)23時10分36秒
返信・引用
きーっ!
小さな身体からは想像出来ない甲高い叫び声に、イライザはびっくりして手を引っ込めた。
「すいませんっ、これ、ブルーなんです」
ハーレイは背中一面をもこもこと動き回るハムスターと、見る見る変わるイライザの顔色に慌てながら、助けを求めるようにジョミーを見遣る。
しかし、ジョミーもぽかんと口を開け、ついで何か抜け駆けに近いお得な?状態にハーレイが置かれていることに気付いて、眉尻を吊り上げた。
「それよりミス・イライザ、何故監督生が夏休みを早く切り上げて戻って来ているんです?」
ジョミーの疑問にイライザは「来週の試験のためです!あなた達もちゃんとトナカイになれるように練習しなさい!」と少々ヒステリックに叫んで、ヒールの音も高らかに立ち去ってしまう。
「あぁっ、そうか!まずはトナカイに変身出来ないといけないんだよ」
今更な重要課題に、ジョミーはハーレイの胸元から顔を出したハムスターを見て、重いため息を洩らした。
恋人はサンタクロース 11
投稿者:
葵アルト
投稿日:2007年11月17日(土)18時30分50秒
返信・引用
強くおさえられて声も出なかったのか、それとも監督生の姿を見て声を出すのをおさえたのか分からないが、ブルーは一瞬ハーレイの手の力が緩んだ瞬間に上着の隙間から服の間に潜り込み、背中の方に回っていってしまった。
「ハーレイ」
監督生の穏やかだが厳しい声が響くと、傍らのジョミーまでが身を固くする。
「今、あなたの肩にのっていた動物、見たことありませんね。あなたの新しいペットでしたらきちんと許可を取らなくてはなりませんが」
足音を響かせてハーレイの背後に回ったイライザは、背中の膨らみにそっと手を伸ばす。
恋人はサンタクロース 10
投稿者:
管理人
投稿日:2007年11月17日(土)07時49分20秒
返信・引用
思わず、(かっ、かわいい……っ……!)と我を忘れそうになるのを堪えて、何食わぬ顔で
「皆がティールームで待ってるから急ごう」
ハーレイは肩に乗せたハムスターを落とさないように、右手で押さえながら歩き出した。
それにしても、ドラゴンからハムスターは極端過ぎだろう……
これでは、ポケットに入れてそのまま攫っていけるじゃないか……
いや、俺は何を考えているんだ!
「ハーレイ、ブルーは見つかったの?」
などと、あらぬ考えを読まれていたように、ジョミーが背後からいきなり声をかけてきた。
振り向いた先に憮然としたジョミーと、思いもしなかった監督生の姿を認めて、ハーレイはハムスターを支える右手の力を強くしてしまった。
恋人はサンタクロース 9
投稿者:
葵アルト
投稿日:2007年11月16日(金)20時54分23秒
返信・引用
服の上から肩をひっかくほどの必死さが伝わってきて、ハーレイの唇の端に笑みがのる。
「その姿では見つからないはずだ」
夏休み前に練習を始めた魔法。
誰も成功しない中、ブルーはうっかり成功してしまったのだ。それもドラゴンに。
先生に名を呼ばれ返事をすれば炎を吐き火事騒ぎを起こし、ちょっとこちらに来なさいと言われれば教室を破壊した。
それから何度かブルーだけは成功したが、やはりドラゴンになってしまい「素質は充分なのにね」と先生を大いに嘆かせた。
「それは夏休み中の練習の成果か?」
尋ねれば蒼い瞳を真っ直ぐ向けてハムスターは小首を傾げて笑った……ようだった。
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